冬季の室温18度以上で血圧急上昇を防ぐ指針を策定(出典:読売新聞)
在宅医療
読売新聞が2026年10月20日に報じたところによると、日本高血圧学会が冬季の血圧上昇による心不全・心筋梗塞・脳卒中の増加を防ぐため、「季節対応型血圧管理の実践指針」を策定しました。高齢者に対して冬季の室温18度以上の維持を推奨し、起床前のタイマー暖房や浴室・脱衣所の事前加温といった具体的な環境整備も提言されています。
この指針は、在宅療養中の高齢患者を日常的にケアする訪問看護ステーションにとっても見逃せない内容と考えられます。冬季の早朝は交感神経の活性化と室温低下が重なり、末梢血管が収縮することで血圧が急上昇しやすくなる可能性があります。訪問時にバイタルサイン測定を行う際、血圧値だけでなく室内の温度環境にも目を向け、18度未満の低温環境を疾患悪化リスクの一因として捉えるアセスメントへの転換が有効です。温湿度計の確認を観察項目に組み込むことで、早期介入や多職種連携につながる契機になる可能性もあります。
あす看マッチ編集部としては、室温管理を「生活環境の快適さ」ではなく「臨床的なリスク指標」として位置づける視点が、訪問看護の質向上と重症化予防に寄与すると見ています。
出典:読売新聞(https://www.yomiuri.co.jp/medical/20261020-GYT1T00231/)
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執筆者: あす看マッチ編集部
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