熱中症搬送7.7万人、高齢者が6割占める(出典:東京新聞)
在宅医療
東京新聞が2026年10月28日に報じたところによると、今年5〜9月の熱中症による全国救急搬送者数は7万7,638人(死者120人)にのぼり、過去5番目の高水準となりました。
搬送者の約6割を65歳以上の高齢者が占めるという事実は、訪問看護ステーションの管理者・経営者にとって見過ごせない数字です。消防庁は降雨による外出減が搬送数を抑えた可能性を指摘していますが、高齢者の熱中症は屋外より自宅内で発生するケースが多いと考えられています。独居高齢者や認認介護世帯では、外出を控えて自宅にこもることでエアコンの不使用や水分摂取不足が重なり、緩やかに脱水・熱中症が進行する「非労作性熱中症」のリスクが高まる可能性があります。訪問時にエアコン設定や水分補給状況を確認するアセスメントの徹底が、予防策として有効と考えられます。
あす看マッチ編集部としては、暑熱順化前の5月に搬送数が過去2番目を記録した点にも注目しており、季節の変わり目における早期介入の重要性が今後さらに高まると見ています。
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執筆者: あす看マッチ編集部
在宅医療経験者および診療情報管理士資格保有スタッフが在籍する編集チームが制作しています。