加熱式たばこ、健康影響「可能性否定できない」と厚労省が初見解(出典:yomiDr.)
読売新聞社が運営するyomiDr.(ヨミドクター)が2026年7月16日に報じたところによると、厚生労働省は加熱式たばこに関する初の公式見解を公表し、主流煙・副流煙いずれにも発がん物質を含む有害物質が検出され、健康への悪影響の可能性が否定できないと示しました。また、紙巻きたばこと比べて影響が少ないとする科学的根拠もないとされています。
訪問看護の現場では、患者の自宅が療養の場となるため、同居家族が加熱式たばこを使用している場合、慢性呼吸器疾患や循環器疾患を抱える患者が受動喫煙にさらされるリスクが高まる可能性があります。「紙巻きよりも安全」という誤解が家族に広まっている場合、今回の国の見解は、訪問看護師が家族への禁煙指導や療養環境の見直しを促す際の根拠として活用できると考えられます。ステーションとして、アセスメント項目に家族の喫煙状況(加熱式を含む)を組み込む体制整備も有効な備えとなり得るでしょう。
あす看マッチ編集部としては、今回の厚労省見解を契機に、在宅医療チーム全体で「家族を含めた療養環境の最適化」という視点を共有する動きが広がっていくと見ています。訪問看護ステーションが予防医学的アプローチを日常業務に組み込む好機といえるでしょう。
出典:yomiDr.(https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20260716-GYT1T00281/?catname=news-kaisetsu_news)
執筆者: あす看マッチ編集部
在宅医療経験者および診療情報管理士資格保有スタッフが在籍する編集チームが制作しています。