2024年度国民医療費が48.8兆円と過去最高を更新(出典:時事通信社)
医療制度
時事通信社(時事ドットコム)が2026年10月30日に報じたところによると、厚生労働省は2024年度の国民医療費(確定値)が前年度比1.5%増の48兆8,100億円に達し、1人当たり医療費も2.0%増の39万4,300円となり、いずれも過去最高を更新したと発表しました。
医療費の膨張を牽引しているのは、高齢者層の増加です。65歳以上の医療費は全体の約6割を占め、1人当たりでは65歳未満の約3.6倍に相当する80万9,800円に上ります。こうした構造的な医療費の増大を背景に、政府は入院期間の短縮や在宅シフトをさらに加速させる方向で制度設計を進めると考えられます。その結果、低心機能や中心静脈栄養(IVH)、難治性褥瘡といった重症度の高い患者が退院直後から居宅療養に移行するケースが増える可能性があり、訪問看護ステーションには従来以上の高度な臨床観察力や24時間対応体制の整備が求められる局面が生じるかもしれません。
あす看マッチ編集部としては、今後の診療報酬改定や高齢者医療費見直し議論の行方が、訪問看護の役割範囲や報酬体系に直接影響する可能性が高く、管理者・経営者の皆さまには制度動向を継続的に注視していただくことが重要と見ています。
出典:時事通信社(https://www.jiji.com/jc/article?k=2026103000932&g=soc#goog_rewarded)
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執筆者: あす看マッチ編集部
在宅医療経験者および診療情報管理士資格保有スタッフが在籍する編集チームが制作しています。