インフルエンザが8月に流行入り、1999年以降2番目の早さ(出典:yomiDr.)
読売新聞社が運営するyomiDr.(ヨミドクター)が2026年8月28日に報じたところによると、厚生労働省は全国の定点医療機関あたりのインフルエンザ患者報告数が1.11人となり、1999年以降では2番目に早い流行入りを発表しました。沖縄や首都圏、東北地方を中心に感染が広がっており、新型コロナの感染者数も同時期に増加傾向にあります。
訪問看護ステーションにとって、この早期流行は複合的なリスクをもたらす可能性があります。記録的な猛暑が続く時期と重なるため、在宅療養中の高齢者や基礎疾患を持つ利用者において、発熱・倦怠感・意識障害などの症状がインフルエンザによるものか熱中症・脱水によるものかの鑑別が困難になる場面が増えると考えられます。また、ワクチン接種が本格化する10月より前に流行が先行しているため、訪問看護師や介護ヘルパーを介した利用者宅での感染連鎖が起きる可能性も否定できません。迅速抗原検査の活用や手指衛生・換気の徹底、さらに10月以降のワクチン接種に向けた事前の利用者・家族への啓発が有効な備えとなるでしょう。
あす看マッチ編集部としては、夏期の異例の流行入りを受け、訪問看護ステーションが感染管理プロトコルを今一度見直す良い機会と見ています。スタッフの健康管理と利用者への早期対応体制の整備を優先的に進めることが重要です。
出典:yomiDr.(https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20260828-GYT1T00212/?catname=news-kaisetsu_news)
執筆者: あす看マッチ編集部
在宅医療経験者および診療情報管理士資格保有スタッフが在籍する編集チームが制作しています。