精神科救急(せいしんかきゅうきゅう)

精神科救急とは、精神疾患の急激な悪化や精神的危機状態にある人に対して、緊急に精神科医療を提供する体制です。自傷行為、自殺企図、興奮・暴力行為、重度の幻覚・妄想、せん妄など、本人や周囲の安全確保が必要な場合に対応します。精神科救急は、症状の重症化を防ぎ、速やかに適切な治療へつなげることを目的としています。

在宅医療の観点では、訪問看護師や家族が精神状態の変化を早期に把握し、主治医や精神科救急医療機関と連携することが重要です。必要に応じて医療保護入院や措置診察・措置入院につながる場合もあります。精神科救急は、利用者の安全確保と早期治療を支えるとともに、地域での継続的な生活を支援するための重要な医療体制です。