毒薬指定の筋弛緩薬を一時紛失、3日後に院内で発見(出典:yomiDr.)
医療制度
読売新聞社が運営するyomiDr.(ヨミドクター)が2026年9月5日に報じたところによると、山梨大学医学部付属病院で毒薬に指定される筋弛緩薬「ロクロニウム」1本が一時紛失し、警察への報告を経て3日後に手術室内で発見されました。
今回の事案は大学病院の手術室という閉鎖的な環境での出来事ですが、在宅医療・訪問看護の現場にとっても薬剤管理の重要性を改めて考えるきっかけになる可能性があります。在宅緩和ケアでは、フェンタニルやモルヒネなどの医療用麻薬、抗精神病薬、鎮静薬といった厳格管理が求められる薬剤が患者の居室内に保管されることが一般的です。病院と異なり、患者宅は物品の所在確認や入退室の管理が難しい環境であることから、誤認・盗難・紛失などのリスクへの備えとして、定期的な残量確認記録の徹底や多職種間での引き継ぎルールの整備が有効と考えられます。
あす看マッチ編集部としては、今回のニュースは訪問看護ステーションが薬剤管理の手順を見直す契機として活用できると見ています。院内事故の教訓を自ステーションの体制強化に結びつける視点が、今後の安全な在宅医療の提供につながるのではないでしょうか。
出典:yomiDr.(https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20260905-GYT1T00095/?catname=news-kaisetsu_news)
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執筆者: あす看マッチ編集部
在宅医療経験者および診療情報管理士資格保有スタッフが在籍する編集チームが制作しています。