チェイサーに二日酔い改善効果はほぼなし、大分大が実証(出典:yomiDr.)
読売新聞社が運営するyomiDr.(ヨミドクター)が2026年9月8日に報じたところによると、大分大学と三和酒類の共同研究により、飲酒中に水(チェイサー)を挟んでも、二日酔いを引き起こす量のアルコールを摂取した場合は、体内のエタノール・アセトアルデヒド濃度や吐き気などの症状に改善効果はほぼ見られないことが明らかになりました。
この知見は、訪問看護の現場における生活指導にも示唆を与える可能性があります。高齢者は加齢により体水分量や肝代謝機能が低下しているため、若年層と同量のアルコールを摂取しても血中濃度が長時間高止まりしやすいと考えられます。「水を一緒に飲んでいるから大丈夫」という誤った安心感を利用者や家族が持っている場合、訪問看護師や管理栄養士がベッドサイドで科学的根拠をわかりやすく伝え、飲酒量そのものをコントロールする重要性を丁寧に説明することが有効です。水を挟む行為には飲酒ペースを落とす間接的な意義はあるものの、代謝速度自体は変わらない点を正しく伝える生活指導の質が問われます。
あす看マッチ編集部としては、こうした最新の研究知見を訪問看護スタッフの教育・研修に取り入れることが、高齢者の健康リスク管理の質向上につながると見ています。
出典:yomiDr.(https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20260907-GYT1T00286/?catname=news-kaisetsu_news)
執筆者: あす看マッチ編集部
在宅医療経験者および診療情報管理士資格保有スタッフが在籍する編集チームが制作しています。