飲食料品の値上げ、8月は2311品目と前年比8割増(出典:共同通信社)

経済・金融

共同通信社が2026年8月4日に報じたところによると、8月の飲食料品値上げ品目数は2,311品目に達し、前年同月から約8割増と急拡大しました。中東情勢の悪化に伴う原油・ナフサ高や歴史的な円安が背景にあり、今秋にかけてさらなる値上げラッシュが見込まれています。

在宅療養を支える現場にとって、この物価高は看過できない課題となる可能性があります。年金収入を主な生活基盤とする高齢者や在宅療養世帯では、食費の切り詰めが低栄養やフレイルの進行につながるリスクが考えられます。特に、とろみ調整食品や経管栄養剤といった特別用途食品を必要とする利用者が、経済的理由から購入を控えた場合、誤嚥性肺炎や持病の急悪化を招く恐れもあります。訪問看護師やケアマネジャー、管理栄養士などの多職種が連携して食事摂取状況を丁寧にモニタリングし、フードバンクや地域の公的支援制度と組み合わせた対応を検討しておくことが有効と考えられます。

あす看マッチ編集部としては、物価上昇が在宅療養の「食と安全」の基盤を揺るがすリスクを含む問題として注視しており、訪問看護ステーションが地域の福祉資源と積極的につながる体制づくりを進める好機と見ています。


出典:共同通信社(https://www.kyodo.co.jp/news/2026-08-04_4026646/

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あす看マッチ編集部

執筆者: あす看マッチ編集部

在宅医療経験者および診療情報管理士資格保有スタッフが在籍する編集チームが制作しています。

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