地域フォーミュラリの全都道府県普及を厚労省が推進(出典:yomiDr.)

医療制度

読売新聞社が運営するyomiDr.(ヨミドクター)が2026年8月8日に報じたところによると、厚生労働省は高血圧や脂質異常症などの慢性疾患を対象に、有効性・安全性・経済性を考慮した推奨薬リスト「地域フォーミュラリ」の策定を全都道府県で推進する方針を打ち出しました。

訪問看護ステーションの現場においても、この動きは見逃せません。在宅療養者の多くは複数の慢性疾患を抱えており、多剤併用(ポリファーマシー)が問題になりやすい状況です。地域で統一された根拠に基づく推奨薬リストが整備されることで、処方のばらつきが抑えられ、安価な後発医薬品への切り替えによる患者の経済的負担の軽減につながる可能性があります。また、大規模災害が発生した際に使用薬剤の種類が絞られていれば、薬局や避難所での備蓄・代替薬の調達が迅速化し、在宅療養者の処方が途絶えるリスクを抑えられると考えられます。訪問診療医や訪問薬剤師と情報を共有しながら、フォーミュラリを活用した多職種連携体制を平時から整えておくことが有効です。

あす看マッチ編集部としては、地域フォーミュラリの普及は在宅医療における薬物療法の安全性・継続性を高める重要な基盤になり得ると見ており、訪問看護ステーションの管理者が地域の医師会・薬剤師会との連携を今から意識しておくことが望ましいと考えています。


出典:yomiDr.(https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20260808-GYT1T00166/?catname=news-kaisetsu_news

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あす看マッチ編集部

執筆者: あす看マッチ編集部

在宅医療経験者および診療情報管理士資格保有スタッフが在籍する編集チームが制作しています。

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