日本人の認知症、4割予防の可能性を国内データで初実証(出典:yomiDr.)

先進医療

読売新聞社が運営するyomiDr.(ヨミドクター)が2026年10月13日に報じたところによると、東海大学の和佐野浩一郎教授らのチームが、難聴や運動不足など14のリスク因子を除去することで日本人の認知症の約38.9%を予防できる可能性があると、英医学誌ランセット関連誌に発表しました。

訪問看護の現場では、この研究が示す「難聴(6.7%)」「運動不足(6.0%)」「社会的孤立(3.5%)」という上位因子が、日常の利用者ケアと深く結びつく可能性があります。軽度の聞き返しや聞き間違いは加齢の一環として見過ごされがちですが、聴覚刺激の低下が認知機能を加速させるだけでなく、会話機会の減少を通じて社会的孤立やうつを連鎖的に招く起点となり得ます。訪問看護師がアセスメント時に難聴の程度を意識的に確認し、補聴器活用や会話機会の確保を支援することが、認知症予防への貢献につながる可能性があります。また、日常的な身体活動の促進も、複数のリスク因子を同時に低減できる手段として有効と考えられます。

あす看マッチ編集部としては、今回の研究は訪問看護ステーションが「認知症予防の最前線」として機能できる可能性を改めて示すものと見ており、スタッフの観察力とケア計画への反映が今後さらに重要になると考えています。


出典:yomiDr.(https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20260928-GYTET00001/)

本ニュースは公開情報をもとにあす看マッチ編集部が作成・編集したものです。情報の正確性・完全性を保証するものではありません。最新情報は各公式サイト・発表元をご確認ください。
あす看マッチ編集部

執筆者: あす看マッチ編集部

在宅医療経験者および診療情報管理士資格保有スタッフが在籍する編集チームが制作しています。

あす看マッチ

訪問看護ステーション探しをもっと簡単に。

「あす看マッチ」は病院担当者も、ご家族も、どなたでも無料で利用できる訪問看護検索サービスです。

ステーションを探す