嚥下食(えんげしょく)

嚥下食とは、飲み込む機能(嚥下機能)が低下した人が、安全に食事を摂取できるように調整された食事のことです。食材の硬さや大きさ、とろみ、まとまりやすさなどを工夫し、誤嚥(食べ物や飲み物が気管に入ること)を予防する目的で提供されます。

在宅医療の観点では、訪問看護師や管理栄養士、言語聴覚士(ST)などが利用者の嚥下状態を評価し、適切な食形態や食事方法を検討します。家族への食事介助方法の指導や口腔ケアも重要で、嚥下食の適切な管理は誤嚥性肺炎の予防や安全な在宅生活の維持につながります。