中心静脈カテーテル(ちゅうしんじょうみゃくかてーてる)
中心静脈カテーテルとは、首や胸、腕などの太い静脈(中心静脈)に挿入し、心臓近くの大きな血管まで留置する細い管(カテーテル)です。通常の末梢静脈からの点滴では投与が難しい薬剤や、高濃度の栄養剤(中心静脈栄養:TPN)などを安全に投与する目的で使用されます。
在宅医療の観点では、中心静脈カテーテルを使用している利用者に対し、訪問看護師がカテーテル刺入部の観察、感染予防、点滴管理、固定状態の確認などを行います。カテーテル感染や閉塞などの合併症を防ぐため、清潔操作や適切な管理、多職種との連携が重要です。
中心静脈カテーテルは、長期的な栄養管理や薬剤投与が必要な利用者が、住み慣れた環境で療養生活を継続するための重要な医療手段の一つです。