中心静脈栄養(ちゅうしんじょうみゃくえいよう)
中心静脈栄養とは、消化管から十分な栄養を摂取できない患者に対し、太い静脈である中心静脈から高カロリー輸液を投与し、必要な栄養を補給する方法です。
在宅医療では、重度の消化管障害やがん終末期、長期の経管栄養が困難な患者などに対して、在宅中心静脈栄養として実施されることがあります。
訪問診療医や訪問看護師は、カテーテル挿入部の感染や閉塞、血栓形成などの合併症に注意しながら管理を行います。無菌操作の徹底や輸液ルートの観察、家族への管理指導が重要です。中心静脈栄養は高度な医療管理を要しますが、在宅での療養継続と生活の質を支える重要な医療的手段です。