SST(えすえすてぃー)

SST(Social Skills Training:生活技能訓練)とは、対人関係や地域生活を送るうえで必要なコミュニケーション能力や社会生活技能を身につけるための心理社会的リハビリテーションの一つです。主に統合失調症などの精神疾患を抱える人を対象に実施されますが、さまざまな精神保健分野で活用されています。 SSTでは、あいさつの仕方、会話の方法、相談の仕方、断り方、問題解決方法などをロールプレイやグループワークを通じて実践的に学びます。成功体験を積み重ねながら自信を高め、日常生活や社会参加に必要なスキルの向上を目指します。 在宅医療の観点では、訪問看護師や作業療法士、精神保健福祉士などが利用者の生活課題に応じた支援を行います。SSTによって対人関係の改善や社会参加の促進、再発予防が期待され、利用者の自立支援や地域生活の継続、QOLの向上につながる重要なリハビリテーション手法です。