服薬アドヒアランス(ふくやくあどひあらんす)
服薬アドヒアランスとは、患者自身が治療の目的や薬の必要性を理解し、納得したうえで主体的に服薬を継続できている状態を指します。単に指示を守る「服薬コンプライアンス」と異なり、患者の意思や生活背景を重視する考え方です。在宅医療では、長期療養や多剤併用が多いため、服薬アドヒアランスの向上が治療効果や生活の質に直結します。
訪問看護師や薬剤師は、服薬に対する不安や負担感を丁寧に聞き取り、生活リズムに合った服薬方法を一緒に検討します。家族や多職種と連携しながら支援することで、患者が自宅で安心して治療を継続できる環境を整えることが重要です。