家族心理教育(かぞくしんりきょういく)
家族心理教育とは、精神疾患や慢性疾患を抱える利用者の家族に対して、病気の特徴や治療方法、症状への対応方法、利用できる社会資源などについて学ぶ機会を提供し、家族が適切に支援できるよう援助する取り組みです。家族の理解を深めることで、利用者への適切な関わり方を身につけ、精神的負担の軽減や再発予防につなげることを目的としています。 在宅医療の観点では、訪問看護師や医師、精神保健福祉士、公認心理師などが家族に対して継続的な情報提供や相談支援を行います。また、表出感情(EE)の改善や介護負担の軽減、危機時の対応方法の共有なども重要な支援内容です。家族心理教育を通じて家族の不安や孤立感を軽減し、利用者と家族がともに安心して地域生活を継続できる環境づくりを支援します。