境界性パーソナリティ障害(きょうかいせいぱーそなりてぃしょうがい)
境界性パーソナリティ障害(Borderline Personality Disorder:BPD)とは、対人関係や感情、自己イメージが不安定となり、衝動的な行動を繰り返すことを特徴とする精神疾患です。見捨てられることへの強い不安から、人間関係が極端になりやすく、気分の変動や自傷行為、自殺念慮がみられることもあります。在宅医療の観点では、身体疾患の管理だけでなく、精神的な不安定さや対人関係上の課題への継続的な支援が重要となります。訪問看護師や医師、公認心理師、精神保健福祉士などが連携し、一貫した対応と信頼関係の構築を図ります。また、危機介入や服薬支援、家族支援を行いながら、再発予防と地域生活の継続を支援します。境界性パーソナリティ障害への支援では、多職種による継続的かつ安定した関わりが重要です。