一次救急医療機関(いちじきゅうきゅういりょうきかん)
一次救急医療機関とは、発熱や軽度の外傷、腹痛など、比較的軽症な急病者を対象に外来診療を行う医療機関です。夜間・休日診療所や当番医などが該当し、入院や緊急手術を必要としないケースへの初期対応を担います。在宅医療の現場では、慢性疾患を抱える利用者でも、症状が軽度で全身状態が安定している場合には、まず一次救急での受診が選択されます。訪問看護師や在宅医は、バイタルサインや症状の緊急度を評価し、「経過観察でよいか」「二次・三次が必要か」を見極める役割を担います。一次救急を適切に活用することは、不要な救急搬送を防ぎ、在宅療養を安定して継続するための重要な判断ポイントとなります。