高額療養費制度(こうがくりょうようひせいど)
高額療養費制度とは、医療費の自己負担が高額になった場合でも、家計への過度な負担を防ぐために設けられた公的な医療保険制度の一つです。
病気やけがで医療機関を受診し、窓口で支払った医療費が、年齢や所得区分ごとに定められた1か月あたりの自己負担限度額を超えた場合、その超過分が後日払い戻されます。入院や外来、手術、調剤薬局での支払いなどが対象となり、同一月・同一保険内での医療費が合算されます。
また、事前に「限度額適用認定証」を取得して医療機関に提示することで、窓口での支払いを限度額までに抑えることも可能です。
さらに、過去12か月以内に高額療養費の支給を3回以上受けた場合、4回目以降は限度額が引き下げられる「多数回該当」という仕組みもあります。高額療養費制度は、誰もが安心して必要な医療を受けられるよう支える重要なセーフティネットです。