薬物依存症(やくぶついぞんしょう)

薬物依存症とは、覚醒剤や大麻、麻薬、処方薬などの薬物を繰り返し使用することで、使用をやめたいと思っても自分の意思だけではコントロールできなくなる慢性的な精神・行動の障害です。依存が進行すると、健康問題だけでなく、家族関係や社会生活にも大きな影響を及ぼします。在宅医療の観点では、身体的な合併症の管理に加え、再使用(再発)予防と社会復帰支援が重要となります。医師、訪問看護師、精神保健福祉士、公認心理師などが連携し、服薬支援や心理的サポート、生活支援を行います。また、自助グループや専門医療機関との連携も重要です。薬物依存症は意志の弱さではなく治療が必要な疾患であり、継続的な支援によって回復を目指していきます。