災害拠点病院(さいがいきょてんびょういん)
災害拠点病院とは、大規模災害や事故発生時に、重症患者の受け入れや医療救護活動の中核を担う医療機関として、都道府県により指定された病院です。耐震構造や非常用電源、医薬品・医療資材の備蓄を備え、災害時でも医療機能を維持できる体制が整えられています。在宅医療の観点では、災害発生時に在宅療養者や医療依存度の高い利用者が急変・避難を余儀なくされた場合の重要な受け皿となります。また、在宅人工呼吸器使用者や酸素療法利用者など、電源確保が困難なケースにおいて、後方支援としての役割も担います。平時から在宅医療機関や訪問看護ステーションと連携し、災害時対応やBCPを共有しておくことが、在宅療養者の命と生活を守るうえで重要となります。