抗不安薬(こうふあんやく)

抗不安薬とは、不安や緊張、焦燥感、パニック症状などを軽減するために使用される薬剤です。主に不安障害やパニック障害、不眠症などの治療に用いられ、症状を和らげることで日常生活や療養生活を送りやすくする効果があります。

在宅医療の観点では、不安や精神的ストレスが強い利用者に対して処方されることがありますが、高齢者では眠気、ふらつき、転倒、認知機能低下などの副作用に注意が必要です。訪問看護師や医師は、服薬状況や症状の変化、副作用の有無を継続的に観察し、必要に応じて薬剤の調整を行います。抗不安薬は適切に使用することで精神的苦痛の軽減につながりますが、依存や離脱症状のリスクもあるため、慎重な管理と定期的な評価が重要です。