アルコール依存症(あるこーるいぞんしょう)
アルコール依存症とは、飲酒を自分の意思だけでコントロールすることが難しくなり、健康や家庭生活、社会生活に問題が生じても飲酒を続けてしまう慢性的な精神疾患です。依存が進行すると、飲酒量の増加や離脱症状(手の震え、発汗、不安、不眠など)がみられ、身体的・精神的な健康に大きな影響を及ぼします。在宅医療の観点では、肝疾患や栄養障害などの身体合併症の管理に加え、断酒継続への支援が重要となります。医師、訪問看護師、精神保健福祉士、公認心理師などが連携し、服薬管理や生活支援、家族支援を行います。また、AA(アルコホーリクス・アノニマス)などの自助グループの活用も有効です。アルコール依存症は治療可能な疾患であり、継続的な支援によって回復と地域生活の維持を目指します。